低レイノルズ数領域における飛行体の研究
近年,高効率な飛行体として飛行船や低速飛行体が注目されてきています.
飛行船は,船体自体の浮力により飛行可能なため,非常に低速で飛行可能であることから,惑星探査方法のひとつとして検討されています.また低速飛行体(小形飛行機や人力飛行機など)の特徴は,その飛行速度が遅いため対象となるレイノルズ数が通常の航空機などと比べて非常に小さいことがあげられます.このような低レイノルズ数領域での翼の性能などはまだまだ分かっていないことが多くあります.
当研究室では,小形飛行船による飛行試験や,水流洞を利用した飛行船形状に関する研究,人力飛行機に適した翼型の研究を行っています.