機械力学II (質問・要望に対する回答)

第11回: 12月13日分



提出してもらったミニテストに書かれていた質問・要望に対する回答です。


 理学部の人が工学を・・・、うーーん、どう見ているんだろうか。

 工学部と理学部の文化の違いを示すエピソードを一つ。
 私の専門分野である非線形振動(非線形力学)は理学部の物理や数学の人もやってたりします。で、機械学会の研究会で物理の先生を二人招いて講義をやってもらったことがあります。講師の一人は、まるで今から山歩きでもするような服装でした。もう一人の講師が、その服装を咎めて、いくら何でもその格好は無いでしょう、と。ところが、その注意をしている先生の服装は・・・・・ジーパンにTシャツでした。因みに機械学会の先生方はみんなスーツにネクタイでした(工学部の先生方は普段はラフな格好をしていますが、外で人に会うときにはちゃんとした格好をしますね)


 うん、頑張ってね。


 c言語は、1年後期のプログラミングでやったのでは?

 私の学生の頃はプログラミングの講義はFORTRANでした。大学院の頃にc言語がはやり始めて、ろくな参考書も無く、カーニハン・リッチー1冊を頼りに頑張ったものです。


 ネットにあった分析記事を読んだだけですが、従来の教育の反省を踏まえて良い方向に向かっていると思ってます。受験生からは、今までの対策が役に立たなくなるので評判は悪いようですね。

 まぁ、試験監督をさせられる立場としては、センター試験も共通テストも違いは無いですね(それよりも、あのリスニングを廃止にして欲しい、と切に願います)


 まぁ、この授業の時には毎年こういった質問が来ますね。

 大学に入ったとき、何か楽器が弾けるようになればと思い立って、ギターマンドリン倶楽部に入ってクラシックギターを始めました。4年間頑張ったのですが、私には音楽の才能がこれっぽっちも無いということを確認しただけでした(音感もリズム感もダメダメでした)。卒業してからは弾いていません。

 ちなみに今日持ってきたギターは、この講義のための教材としてハードオフで3,000円で買ってきたものです(学生時代に使っていたギターはどこかに行ってしまったので)


 今回の小話は、アルコールの話です。

 そろそろ忘年会の季節ですね。新型コロナも落ち着いてきたので、忘年会をやる人も増えてきていると思います。で、皆さんもそろそろお酒の飲める年齢になって来ていると思うので、人生の先輩からアルコールに関するアドバイスをしようと思います。

 私は学生のころ、とあるサークルに入っておりました。そのサークルでは夏に1週間ほど合宿をやります。場所は決まって長野のスキー場でした(夏場のスキー場は料金が安いから)。で、合宿の最後の夜は宴会です。
 その年の宴会、合宿の幹事をやっていた私はみんなから集中攻撃を受けました。私自身も、これで仕事が終わるという解放感から、調子に乗って飲んでました。最後は、ウィスキーのストレートが水のように飲めたことだけ覚えてます。・・・・・・・当然つぶれました。夜中にトイレで何度も吐きました。最後には、吐くものがなくなって、胃液まで吐きました。
 で、次の日のことです。二日酔いに痛む頭を抱え、満員電車(貧乏な学生のことですから、当然指定席など取っておりません)に揺られながら長野から名古屋まで帰ることに・・・・・・・。あれほど辛かったことは、これまで生きてきて、そう何度もありません。

 この時、私は決心しました。たとえどんなに偉い人に勧められても飲めない時には飲むまいと。