2014年度の研究室の話題Lab Topics 2014
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電気学会産業応用部門大会
8月26-28日に,東京電機大学千住キャンパスにて,電気学会産業応用部門大会が開催され,M1の山本陽君,卒研生の藤井勇介君がYPC(Young Engineer Poster Competition: ヤングエンジニアポスターコンペティション)にて研究成果を発表しました.ポスター発表は,多くの研究者とポスターを前にしていろいろディスカッションできるので,大変いい勉強になります.今回も,企業や大学関係者とディスカッションし,またたくさんアドバイスをいただきました.当研究室では,毎年修士1年生に本コンペへの参加を勧めています.今年は,山本陽君が優秀発表賞を受賞しました,128件のうちトップ10ですので大変難しい賞だったのですが,本当におめでとうございます.
第14回国際磁気軸受会議
8月11-14日に,オーストリアのリンツにあるヨハネスケプラー大学にて,第14回国際磁気軸受会議(14th International Symposium on Magnetic Bearings, ISMB 14)が開催され,研究成果を発表しました.本国際会議は,2年に一度開催される磁気浮上に関係する研究分野の最も大きな会議であり,今年は139件の研究発表がありました.研究成果を発表したセッションをはじめ,ベアリングレスモータや磁気軸受の回転機に関するセッションでは熱い議論が交わされていました.また,開催期間中,ヨハネスケプラー大学の実験室を見学し,実験装置を前にヨハネスの研究者たちといろいろ議論しました.
ベアリングレスモータ研究会
6月19日,20日に長野県諏訪市の華乃井ホテルにてベアリングレスモータ研究会が行われました.この研究会は,静大の当研究室,東工大の千葉明先生・杉元紘也先生,諏訪理科大の大島政英先生,北大の竹本真紹先生,都市大の土方規実雄先生の各研究室との合同イベントです.当研究室から修士2年の毛利聡人君,多々良朋慶君,修士1年の山本陽君,卒研生の藤井勇介君が参加しました.開会に先立ち,東工大名誉教授の深尾正先生から「研究・実験の心がまえ」に関して,特別講義がありました.今回は各研究室から,オーラル5件,ポスター11件の発表があり,活発な議論がなされました.また,諏訪理科大の大島先生の実験室を訪問し,大変勉強になりました.
ヨハネスケプラー大学の研究者が来学
IPEC Hiroshima
広島で2014 International Powerelectronics Conference(IPEC-Hiroshima)が開催され,研究成果を発表しました.今回のIPECでは,「Bearingless Drive Techniques and Applications」のオーガナイズドセッションが2セッションあり,日本から5件,オーストリア2件,スイス2件,韓国2件,合計10件の発表がありました.いずれも興味深い発表で,多くの質問がでてディスカッションの時間が足りないほどでした.会場は原爆ドーム近くのInternational Conference Centerでした.初日の夜には,外国人の研究者を宮島にある日本の伝統料理屋に招待するイベントがあり,二日目のバンケットでは「やまたのおろち」が披露され,会場は大いに盛り上がっていました.


BBQ 2014
追い出しコンパ
SV ProgramCalifornia Institute of Technology
静岡大学の学生短期海外派遣(SSSV, Short-Stay Short-Visit)プログラムにて,渡邉大祐君,兼原大輔君,山本陽君,藤井勇介君が,米国カリフォルニア工科大学(Caltech)のJoel Burdick教授研究室を訪問し,研究発表を行いました.発表とCaltech見学の他,JPL (Jet Propulsion Laboratory, NASA)見学,SpaceX社見学,UCLAでの脊髄損傷研究のラボ見学等,非常に有意義な時間を過ごしました.こちらに詳細をアップしましたので興味のある方はご覧ください.

