高性能スラスタの研究開発 |
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「空飛ぶクルマ」が話題になっていますが、なかなか実物が空を飛びません。これだけ多くの企業が必死に開発しているのにもかかわらず市場に出てこないのには、何か理由があるのではないでしょうか。 |
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「空飛ぶクルマ」の最大の技術課題の一つとして、姿勢制御があるのではないかと考えています。空飛ぶクルマと同じ仕組みで空を飛ぶ「ドローン」は、多数のプロペラを持ち、回転数の制御により各プロペラの推力を変化させて姿勢を維持します。これはドローンが比較的小型であるために成立する制御方法です。空飛ぶクルマのように機体が大型化すると、当然プロペラも大型化します。すると、プロペラの慣性モーメントが大きくなるため回転数を急激に変化させることが困難になります。結果として姿勢制御に必要な、機敏で大きな推力調整ができなくなってしまうのではないかと思います。 |
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当研究室では2023年より、埼玉大学、室蘭工業大学と協力して、「空気吸い込み式パルスデトネーションエンジン」の開発を勧めております。2025年9月の実験では50Hzの高速作動に成功し、実用化への目途がついてきたと感じております。このエンジンは長細い管内で超音速燃焼であるデトネーションを発生させることにより、高効率で推力を発生させることができます。また間欠的にデトネーションを発生させるため、その周期を調整することにより瞬時に推力を調整することができるという特長があります。 |
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2025/9JAXAあきる野実験施設にて燃焼実験を実施 |
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我々はこのエンジンは垂直離着陸機の姿勢制御に有効なのではないかと考えております。もしご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。 |
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お問い合わせ先: katsu_fukiba@yahoo.co.jp まで (アットマークを半角に変換願います) |
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